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知る人ぞ知る、漁師料理「漁火」の真鍋島!

知る人ぞ知る、漁師料理「漁火」の真鍋島!

笠岡市笠岡港から約31km、周囲は7,6km、
人口285人、年間を通じて霜の降りない温暖な
気候の島である。秋から冬にかけて、斜面の畑は
寒菊などの花で一杯になる。

西行法師の「山家集」にも登場する歴史ある島で、
平安時代末期には真鍋水軍の根拠地にもなって
おり、全盛期には付近の島々をことごとく支配下に
治めていたという。

島には、源平合戦で平家方に属した真鍋氏の
城趾や供養のために建てたと伝えられる石造宝塔
などの史跡がある。

真鍋城址は、二ヶ所あるが、島の東端にある標高
127mの城跡はその影を見せず、城山展望台と
なっている。

もう一ケ所の標高84mの城山は、当時の城郭の
礎石や石垣が残り、中世水軍の城として、県下では
珍しい遺構となっている。



岡山県の「ふるさと村」に指定されているこの島では、
懐かしい漁村風景を身近に見ることができ、昭和22年
に建てられたまま現存している真鍋中学校の校舎は、
「瀬戸内少年野球団」など映画のロケ地として利用された。

真鍋港の近くには、元漁師が自ら捌く、漁師料理の店
「漁火」があり、海を眺めながら様々な海の幸を堪能
することができる。

営業時間は11時から16時まで、予算は¥5,000から
のおまかせメニューのみとなっており、事前に予約を
していないと入れない。

真鍋港

漁師料理の店「漁火」

シロエビ

鯛の御造り

ワタリガニ

漁火のおかみさんと・・・。

昭和22年に建てられた真鍋島中学校。 「瀬戸内少年野球団」のロケ地。